家事がうまくいくコツは、トヨタの「マネ」と「カイゼン」を取り入れ「仕組み化」すること
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もとです。
家事においてうまくいくコツは、「マネ」と「カイゼン」だと著者の香村さんは述べています。
簡単に言えば、家事でよい方法があればどんどんマネをして、うまくいかなければ、カイゼン方法を考える。
働き盛りのお父さんは、日々の仕事のことで精一杯!家事をあれこれ考えるのは大変なので、まずはいろいろマネをしてみましょう。
トヨタグループでは、まず過去の失敗例や成功事例などを分析して、それらをいろいろ組み合わせて一番最適な方法を用いて仕組みを作ります。
これを家事に置き換えれば、まずはいろいろ試してみて、どうもうまくいかないなあと感じたら、いろんな本やインターネットで検索して、まずはマネてみることです。
マネしてみて、うまくいかなかった場合は?
トヨタグループでは、現状でうまくいかなかった場合やより効率の良い方法を現場の作業者がそれぞれ考え、その方法を実践していく「カイゼン」を行います。
これを家事に置き換えてみましょう。
小物入れ収納ボックスにラベリングしたにも関わらず、すぐにごちゃごちゃなってしまう場合、ごちゃごちゃになる前の整理された状態の写真を貼っておくとか、配置レイアウトを少し変えてみるとか、違う方法にカイゼンしてみることです。
カイゼンして、うまくいった!
うまくいった場合は、他に新しい方法がないか、いろいろ調べてマネしてみましょう。
このように、家事においても「マネ」と「カイゼン」をくり返すことが大事であると、香村さんは述べています。
くり返し一番良い方法を実践して、ひとつひとつ仕組みを作っていきましょう。
少し実例ですが・・
【問題点】リビングに雑誌やチラシなどの紙類がついつい散乱してしまう。
⇒リビングに紙類を持ち込まない方法をマネしてみる。
⇒玄関の下駄箱の上にブックスタンドを設置し、紙類はすべてブックスタンドに収納し、リビングに持ち込まない仕組みをつくる。
⇒うまくいった!ただ、ブックスタンドの書類がごちゃごちゃ
⇒ブックスタンド収納スペースを増やし、ラベリングして種類別に収納できるようにカイゼンする。
といった感じでしょうか。
このように、まずは身近にあるちょっとした問題点をひとつ探してみましょう。
マネとカイゼンをくり返し試していけば、自然と家が片付いていくかもしれません。
仕組みをいろいろ作って、家事を少しでもラクにできたらいいですね。