けんちん汁とは?鶏肉の旨みと野菜の甘さが美味しいレシピ
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もと(@moto_hjtwit)です。
寒い時期になってくると、汁ものが恋しくなりますね。
土鍋を使ってしゃぶしゃぶ!なんていきたいところですが、小さい子供がいる家庭では、目の前に熱いものがあるとちょっと怖くてできないですよね。
そんな時は、鶏肉の旨みと野菜の甘みが美味しい汁ものはいかがでしょうか?
鶏肉や根菜がたくさんある時は、ぜひ、けんちん汁を作ってみましょう。
けんちん汁とは?
けんちん汁は、崩した豆腐や千切りした大根・ごぼう・芋などの野菜をごま油で炒め、それらをだしとしょうゆ(地域によっては味噌)で味付けした汁ものです。
豚汁とけんちん汁はとても似ていますが、大きな違いは、けんちん汁は一度具材を油で炒めるということです。
元来は精進料理なので、肉や魚は加えず、出汁も鰹節や煮干ではなく、昆布や椎茸から取ったものを用いた。
「けんちん汁」を漢字で書く場合には「巻繊汁」の字をあて百科事典や国語辞典では普茶料理の巻繊(けんちん - 野菜を刻み、豆腐を混ぜて炒め油揚げか湯葉で巻いて油で揚げた料理)との関連で説かれることがしばしばである。(Wikipediaより)
それでは作っていきましょう。
【材料】4~5人分
・鶏もも肉 約150g
・にんじん 1/2本
・大根 1/3本
・こんにゃく 約100g
・里芋 4個
・えのき 1/2袋
・木綿豆腐 1/2丁
・ねぎ 適量
・ごま油 少々
・水 1000cc
・粉末だし(ほんだし) 大さじ1
・しょうゆ 大さじ3
・酒 大さじ2
・みりん 大さじ2
・塩 少々
(あれば、ごぼうのささがき)
まずは、具材の用意から。
野菜とこんにゃくは、食べやすく薄切りに。
鶏肉と里芋と豆腐はひと口くらいの大きさに切ります。
鶏肉は切った後に、軽く塩をふって下味を付けておきます。
里芋は今回、冷凍食品で売られているものを使用しました。
皮が剥かれてあるので、とても使いやすいです。
ひと通り準備が完了しました。
ごま油を少し入れ、鶏肉を焦げ目が付く程度にさっと炒めていきます。
焦げ目がある程度付いたら、大根・こんにゃく・にんじん、最後に豆腐を入れて3分ほど軽く炒めます。
炒めた具材を鍋に移し替えて、水・粉末だしを入れて一度沸騰させます。
途中、アクをすくって取ってください。
沸騰したら弱火にして、里芋とえのきを入れ、しょうゆ・酒・みりんを入れて具材にしっかり火が通るまで煮込んでいきます。
最後に塩を少々入れて味を整えて完成です。
できあがりました!
鶏もも肉の旨みと野菜の甘みがとても優しく、美味しくいただけます。
あっさりとしたしょうゆだしで、味もそこまで濃くないせいか、飽きがきません。
野菜を切るのがひと手間かかりますけど、事前に用意しておけば、あとは鶏肉を炒めて野菜と一緒に煮込んでいくだけなので、簡単お手軽にできます。
今回、えのきを入れましたが、ごぼうのささがきを入れるのが一般的です。
基本的に美味しければ何でもいいと思います(笑)
けんちん汁の由来通り、通常は豆腐をちぎって崩して入れるみたいです。
今回は包丁で切って入れましたが、こちらもお好みで。
寒い季節にぴったりです。野菜もたくさん食べられてヘルシーですね。
けんちん汁でぜひ体を温めましょう。